「50年目の俺たちの旅」観て:吉祥寺・井の頭公園で過ごした時間と重ねて

美術展情報

日本テレビ系のドラマ 俺たちの旅 は、1975年10月から1976年10月までの1年間、全46話が放送されました。
当時は高校生を主人公にした青春ドラマが主流でしたが、本作は大学生の等身大の生き方を描いた作品として、異例の人気を博しました。

私は当時、高校3年生から予備校生の頃で、ちょうど多感な時期にこのドラマを観ていました。

物語の舞台は 吉祥寺井の頭公園
放送終了後の1977年、私は実際に吉祥寺に住むことになり、不思議な縁のようなものを感じていました。
今でも、吉祥寺で 岡田奈々 さんが、遠くの横断歩道を渡っているだけで、圧倒的なオーラを放っていた光景をはっきり覚えています。


「俺たちの旅」は、本放送開始から

  • 10年後(1985年)
  • 20年後(1995年)
  • 約30年後(2003年)

という節目ごとに、主人公3人と周囲の人々の“その後”を描いた単発スペシャルが制作されてきました。

監督の 斎藤光正 さんが2012年に亡くなられたため、40年目の作品は構想のみで実現しませんでしたが、今回、50周年という節目に、主演の 中村雅俊 さん自身が監督を務めた「五十年目の俺たちの旅 」が、2026年1月9日に公開されました。

私は封切り初日に劇場へ足を運びました。
予想どおり、客席の大半は同世代か、少し上の世代でした。



映画では、50年前の映像に加え、10年後・20年後・30年後の映像も巧みに使われ、物語は一本の連続した人生として描かれます。
何より印象的なのは、中村雅俊さんをはじめとするメインキャストが驚くほど若々しく、時間の経過をほとんど違和感なく受け止められる点でした。

私自身も、かつてこの作品の舞台である吉祥寺・井の頭公園で大学生活を送り、そこから50年近くが経ちました。
そのため、登場人物たちの人生と、ほんの少し自分の人生を重ね合わせながら観ることができました。

考えてみれば、50年という時間があれば、誰の人生にも一本の映画になるほどの出来事が積み重なります。


最後に、
吉祥寺・井の頭公園を歩いた散策動画を添えて、この文章を締めたいと思います。

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