没入型展覧会は、従来の美術館とは異なり、来場者がアーティストの世界に深く入り込む体験を提供します。
これらの展覧会では、最新のテクノロジーを駆使し、高解像度のプロジェクションやマルチチャンネルの音響システム、インタラクティブなインスタレーションを組み合わせることで、絵画の中にいるかのような体験が可能です。
視覚だけでなく、聴覚、触覚、嗅覚を使った全感覚体験が特徴であり、風景や花々の香りが漂い、背景音楽や自然の音が流れることで、リアルな没入感が生まれます。これにより、アーティストの意図や感情に共感しやすくなり、作品への理解が深まります。
さらに、アーティストの生涯や創作過程に関する情報が提供され、彼らの人生と作品のつながりを理解する手助けとなります。
こうした展覧会は、子供から大人まで、アートに詳しくない人から専門家まで、幅広い世代が楽しめるように設計されており、教育的な側面も持ち合わせています。
デジタル技術を用いることで、作品の保存や普及が容易になり、同時に複数の場所で展示が可能となるため、より多くの人々が名作を鑑賞する機会が得られます。
没入型展覧会は、テクノロジーとアートを融合させた新しい文化体験を提供し、アートの普及と理解を促進する重要な役割を果たしています。
ということで、新年から、二つのデジタルアート展に行きました。
![](https://nasser-art.com/wp-content/uploads/2024/01/c60f9df0241e99aeaa278d4f921782d1.jpg)
![](https://nasser-art.com/wp-content/uploads/2024/01/f6e3256f3d30e74d038444d1f6ad03d3.jpg)
これこそ新しいアートの鑑賞方法だなと思います。「没入感」がハンパではないです。
他にもこういうのってないのかと思って調べてきたらあるのですよね。
まずは、2020年11月に所沢にオープンしたユニークな「角川武蔵野ミュージアム」です。ここは以前、3D体験型デジタルアートのゴッホ展を開いていますし、今も「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎」という同じようなデジタルアート展を開催しています。
また、プロジェクションマッピングを使ったデジタルアートをやっているTeamLabという会社があるのですが、常設で、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスが今までお台場でしたが、2024年2月9日より麻布台ヒルズに移転します。
また、チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMMという展示名で豊洲でアート展を2027年末まで開催しています。
今年は、これらのデジタルアートを楽しもうと思います。
水族館という手もあるんですよね。
![](https://nasser-art.com/wp-content/uploads/2024/01/aqua_facility_ground_002.jpg)
ゴッホアライブに続いて、モネ&フレンズ・アライブも開催されます。
![](https://nasser-art.com/wp-content/uploads/2024/07/ogp.jpg)
コメント