会期 2024年2月14日(水)~5月27日(月)休館日 毎週火曜日
国立新美術館 開館時間 10:00 ~ 18:00
チケット:2200円(前売2000円)
1. アンリ・マティスとは?
アンリ・マティスは、20世紀を代表するフランスの画家であり、大胆な色彩表現で知られています。彼はフォーヴィスム運動の中心的存在であり、晩年には切り紙絵にも取り組みました。
2. 切り紙絵の魅力
切り紙絵は、彼の「デッサンと色彩の永遠の葛藤」を解決する新たな芸術表現でした。
マティスは、十二指腸癌の手術を2度受け、車いすの生活を余儀なくされ、両手だけでできる芸術として「切り紙絵」を1942年頃(73歳)編み出しました。
この展覧会では、約150点の作品や資料が展示されています。
3. 展覧会の構成
- セクション1: 色彩の道
- フォービズム時代やニース時代の作品を中心に展示。
- セクション2: アトリエ
- ニースのアトリエで描かれたオダリスクの絵画など。
- セクション3: 舞台装置から大型装飾へ
- 舞台「ナイチンゲールの歌」の映像や壁画のスライド上映。
- セクション4: 自由なフォルム
- 切り紙絵の代表作《ブルー・ヌードⅣ》や日本初公開の大作《花と果実》。
- セクション5: ヴァンスのロザリオ礼拝堂
- マティスが手掛けたロザリオ礼拝堂の原寸大再現空間。
4. おすすめ作品
《ブルー・ヌードⅣ》
マティス82歳のときに制作された大傑作。
これを模写しようかなと思っています。
《花と果実》
高さ410cm、幅870cmの大作で、日本初公開。
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